朝起きると目の周りに無数の水泡が。白ニキビ?!私が体験した目の周りにできたヘルペスの治療法を紹介します。薬を間違ったり治療が遅れると症状を悪化させ、ウイルス性結膜炎や角膜炎に発展する怖~い病気。最悪失明の危機に!ヘルペスの正しい治し方を知りましょう。
異変
きっかけ
発症する1週間前から、いつも以上に目が痒くいつも手で擦っていました。ものもらいが出来やすい体質なので、目が痒くなると、それから数日したら腫れて痛みが出るようになります。ものもらいは目に膿のような異物が出来るもので、粘膜の辺りや目の縁など、目の周りによく起こります。私自身そのものもらいが出来やすい体質なので、今回もまたものもらいかな、と思っていました。
いつもと違う状態
異変を感じたのは、夜中のある出来事でした。寝惚けていたのか、目が痒く瞼の縁を爪で引っ掻いてしまったのです。その時に、激痛が走り、思わず眠気が吹っ飛んでしまいました。どうやら、目元にあるイボのようなものを爪で引っ掻いたが故に潰してしまった様でした。かなり痛かったので、これはかさぶたになるな、という程度でその後直ぐに眠ってしまいました。そして起きてみると、目の周りに異常が起こっていました。イボを爪で引っ掻いた辺りに水泡が5〜6個くらいかたまって出来ていたのです。私は目元に脂肪の塊のような白いポツポツとしたものがいくつもあり、また新しく脂肪でも溜まったのか、と思いその水泡も何個か潰してしまったのです。
しかし水泡を潰すと水泡は逆にどんどん広がり目の周りはただれてくるようになりました。それに、痛みは全くないのですが、痒みがどんどん酷くなっていったのてす。流石にこれはものもらいじゃないな、と思い自分なりにネットで調べてから病院に行く事にしました。ネットで調べると、同じような症状を持った人の書き込みが沢山あり、どうもこれは目のヘルペスなんじゃないかと思いました。ヘルペスは口元にのみ出来るものだと思っていたので、少し意外でもありました。しかし、目のヘルペスはものもらいと違い失明の可能性もあるという警告文もあったのです。
病院での検査
診断名

失明という言葉を見つけ当然慌てました。学校が終わると直ぐに病院に向かいました。視力や眼圧など一通りの検査を受けた後に医師が目元の水疱をみて、これはものもらいではなくヘルペスだと診断されました。どうやらものもらいというものは一つだけポツンと膿や脂肪の塊が出来るのに対し、今回は一か所に集中して沢山出来ている事からヘルペスだと診断されたようです。
今回、初めてヘルペスにかかったのですが、原因はヘルペス菌が入った水疱を私が引っ掻いて潰してしまった事にありました。水疱の中にヘルペス菌がおり、潰すと菌が周囲に増殖していくらしいのです。
そしてそもそもの原因は疲労によって免疫力が低下しているために、ヘルペスになってしまったと言われました。丁度この頃は学園祭の準備で朝から学校が閉まる9時までずっと学校にいましたし、準備でバタバタとしていたので疲労に関する心当たりはいっぱいありました。先生からは疲労を取る為に栄養のある食事を、そしてとにかく睡眠を取りなさいとアドバイスをいただきました。
薬について
今回は眼の中に入っても大丈夫な軟膏と2種類の点眼剤をもらいました。
軟膏はゾビラックス眼軟膏、ロメフロン点眼液、オドメール点眼液の3点です。このゾビラックスという軟膏は目元に出来たヘルペスを治す為の専用の軟膏です。目の中に入っても問題は全くないのですが、この軟膏は油分が含まれているからか、目に入ってしまうと視界がぼやけて見えるような感じがあります。ロメフロンは目の菌を殺す薬で、オドメールは炎症を抑えるステロイドが含まれた点眼液です。どれもヘルペスを治す為の薬で、私と同じ症状の人はこの3点セットがよく出されるそうです。今回内服を使っての治療ではなく、直接目元に薬を塗って治す方法を行う事になりました。
治療と治るまで

まず始めにお伝えしたいことは、個人差はあるかもしれませんが目のヘルペスは塗り薬を丁寧に1日3〜4回塗っても完治するまでに2〜3週間はかかる、ということです。
かなり長いし大変です。「ヒリヒリする」とか「瞬きをするとすごく痛い」といった事はありません。患部を触るとピリッとした痛みが走る程度なので痛みによるストレスは少ないのではないかと思います。
しかし、なんにしろとにかく痒い!更に目の違和感が半端なくあるのです。コンタクトレンズや化粧は以ての外です。治るまでは絶対にしないようにした方が良いです。しかもコンタクトレンズは、軟膏が付着すると使えなくなってしまうので、非常に勿体無いです。化粧も、炎症を起こした場所にまた炎症の材料を塗り込むようなものなので、落ち着くまではなるべく素肌のままでいる事が大切です。私は、ヘルペスが発覚してからは洗顔もいつも以上にゆっくり力を入れないように意識しながらしていました。右目がヘルペスと言われたので、右目に負担がかからないように泡をのせて流す、程度のレベルでやっていました。また、化粧水も右目のヘルペスの部分は塗らない様に避けていました。大変ですが、早く治したかったので暫くの間は我慢です。1日に3回から4回薬を塗る様に言われていたので、私の場合は起きた時と14時から15時の間、お風呂上がりと寝る前をベースにやっていました。学校に薬と綿棒、ティッシュとアイ洗浄用のガーゼを持っていき学校のトイレでやっていました。
軟膏の塗り方のポイントと、おすすめ
ここでポイントとなるのが、軟膏の塗り方です。手で塗ってしまうと手も油でベトベトになってしまいますね。また炎症が起こった患部を直接触れるのは少し躊躇してしまうと思います。
私がオススメしたい塗り方は、綿棒を使うことです。それもベビー用の細くて小さな綿棒です。女性はメイク直し等で綿棒を使用している人は多いのではないでしょうか?手が汚れることも無く、清潔な状態で、尚且つ炎症の起こっている箇所にピンポイントで塗る事が出来るので是非使ってほしいです!持ち運びをする時は衛生面を考えて、ティッシュに包むか、1つ1つが梱包されたタイプの綿棒などがいいのではないかと思います。もう一つのおススメは、アイ洗浄用のガーゼを使う事をオススメします。目の周りの洗浄専用の綿です。薬を塗る前に目の周りを優しくこのガーゼで拭くとより清潔な状態で薬を塗る事が出来ます。目の周り用の洗浄液が綿に染み込んでおり、1つ1つが袋に入っているので衛生的で持ち運びにも便利です。
治療にあたっての苦労
大変だった時
面倒な作業ですが、1日にこれを3回~4回繰り返し、約3週間でようやく完治したと言えるような状態にまでになりました。苦労した事は、伊達メガネが好きでたまにつけていたのですが、軟膏のクリームがメガネに付いてしまって何度も何度も拭かなくてはならなかったこと。これが本当に面倒で、20分に1回くらいのペースでメガネ拭きを使っていました。
また、ステロイドの影響かは分かりませんが、薬を塗った目の縁が赤く腫れ黒ずんだように見えて外出する時も少し恥ずかしかったです。赤く腫れているのはヘルペスの仕業なのですが、実際に体験するとこんな状態ではメイクをしたらヤバイ、と感じる程です。長い期間ですが、メイクは出来る限り避けた方が治癒への近道です。
薬を塗って10日程経つと、治ってきているためか痒みが出てくるようになりました。最初も痒かったのですが、治りかけ中の痒みはどちらかと言うとヒリヒリする様な、少し熱を持っているような感覚でした。痒みが出てくると我慢するのが辛く、つい引っ掻きたくなってしまいます。私はそういう時は冷水で冷やしたタオルを目に当てたりしてその場をしのいでいました。
日常生活における対策
目のヘルペスは主に身体の疲労と深い関わりがあります。これはものもらいなどの目の病気も含めて言える事ですが、疲労や睡眠不足により身体の免疫力が下がると普段は何ともない事が病気を発症するきっかけにもなるのです。
免疫力の低下は日常生活の改善で少しずつ回復、改善する事が可能です。私の場合、目のヘルペスが発症した時は、学校のイベント行事とゼミの論文の制作が重なり、毎日が徹夜続きで家に帰る時間が遅く、いつも晩ご飯を食べないかカップ麺で過ごすかの生活を送っていました。これでは、身体の中の栄養バランスも崩れてしまいます。まず始めに料理に関しては、塩分が少なめのコンソメスープなどを作るようにしてみました。コンソメスープの中にはエビや鶏肉、玉ねぎ、ジャガイモなどの具材を入れて栄養たっぷりのスープを作っていました。中に地元から持ち帰ったお味噌を少し入れると和風な味になります。もう1つは、サラダとヨーグルトを食べるようにしてみました。サラダは自分の好きな野菜でサラダパスタなんかだと晩ご飯としても食べる事が出来ます。こうして、とにかく身体に良いとされるものを詰め込んでいきました。気分的な問題もあるかもしれませんが、野菜や果物、乳酸菌を摂るようになってから身体の調子は良くなっていった気がします。
そしてもう1つ重要な事は、睡眠時間を多く取る事です。私は普通の人より疲れが溜まりやすく、尚且つ次の日にその疲労を持ち越してしまうと体調がどんどん悪くなっていきます。ロングスリーパー程ではないかもしれませんが、一日に10時間近くの睡眠時間は確保しないと身体の疲れが取れません。人の体質によるものが大きく、疲れを4時間程の睡眠で補えると感じる人もいるでしょう。目のヘルペスは疲労や睡眠不足によって悪化するケースが多いらしいので、まずは睡眠時間を普段より長めに取って身体の疲労を少しでも軽減させていく事が大切です。寝る前に蒸気のアイマスクなどを使うと目の辺りのリラックス効果もあるのでオススメです。
まとめ
目のヘルペスは治る病気です。適切な処置と生活の改善で治ります。しかしこの病気は完璧な完治は無いと言われました。再び身体の免疫力が低下すると、ヘルペス菌が悪さをし、また目元にヘルペスが出来てしまいます。毎日は無理かもしれませんが、週に4回野菜を食べる、疲れたと思ったら湯船に入ってみたり、早めに寝るなど、自分の中に溜まっていると感じる疲労を早め早めに解消していくことが再発防止への近道となると思います。
